2013.12.12 Thursday 09:00

研修レポート 〜大阪ラウンド

地域救急医としての研修に参加してきました。

山口県医師会からの推薦を受け、厚生労働省主催の地域救急指導医師研修(11月7〜8日の大阪ラウンド(施設見学)、11〜13日の東京ラウンド(実習)の計5日間)に齋木泰彦医師が参加されました。大阪ラウンド(施設見学)のレポートの一部を掲載します。

『地域救急指導医研修、大阪グランド 〜大阪府立急性期・総合医療センター』
 大阪府立急性期・総合医療センターの高度救命救急センターは大阪南部の救急の砦である。
 大阪大学特殊救急部出身の吉岡院長の下、多くの若手医師が救えうる命のために全力を尽くし、躍動している。
 1日のスタートは、若手医師への教育から始まる。EBMに基づいた治療、最新の救急医療に関する文献を、彼らが独自に情報収集し、スライドにセンス良くまとめあげ、プレゼンテーションを開始する。それは、彼ら自身の知識向上に影響を与えるだけでなく、救命チーム全体の能力をさらに引き上げるものとなっている。
 続いて行われる早朝カンファレンスは、まさに救命センターの生命線とも言える。重症患者の動向について、ベストな治療が選択されているのか、じっくり時間をかけてチェックしていく。最新のシステムが駆使された3台の大型スクリーンには、瞬時に、患者に関する全てのデータが映し出され、リズミカルで、そして濃密なカンファレンスが繰り広げられる。
 充実した設備も救命センターの魅力のひとつである。特に3次救急患者を受け入れるハイブリッドER室は圧巻だ。
 外来初期治療、CT、TAE、緊急手術が同一寝台で行える日本初の救急初療室である。驚くべきことに、同室の積極的な利用開始は、緊急手術症例の止血までの時間短縮が可能にさせただけではなく、予測死亡率50%以上の症例の死亡率の大幅な低下にも繋がっている。
 今回の大阪ラウンド、日本屈指の最前線の救急施設での研修は、地域における救急医が果たすべき役割について、もう一度しっかりと見つめなおし、また、自分自身のモチベーションをこれからさらに高く保っていくことが出来た2日間となった。


   ハイブリッドER室

 
 
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